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    2014年1月〜4月に読んだ本


    スペードの3スペードの3感想
    ちょっと関わりのある3人の女性がそれぞれ主人公になって描かれる連作短編集なのですが、小学生の頃にまで遡るのが何だかすごい…。人の本質ってそんなに変わらないものなのか…と愕然としました。表題作『スペードの3』の美知代さんは痛々しい。「あき」には驚かされたけど、やっぱり痛々しい。つかささんも痛々しい…。何だかとても心が痛くなるようなお話ばかりでした。これを読んでる途中で、むかーしむかし小学生のころに読んだ佐藤愛子さんの『困ったなァ』の中の短編を思い出して、その頃の自分と重ね合わせてちょっと胸が痛くなったかも。
    読了日:4月21日 著者:朝井リョウ
    長女たち長女たち
    読了日:4月19日 著者:篠田節子
    意地悪な食卓 (角川ホラー文庫)意地悪な食卓 (角川ホラー文庫)
    読了日:4月19日 著者:新津きよみ
    藁にもすがる獣たち (講談社文庫)藁にもすがる獣たち (講談社文庫)感想
    奥田さんの大好きだった『邪魔』とか『無理』を彷彿させるような展開とキャラクターたちで、ところどころ黒新堂さんぽくもあり、最後の伏線の回収は見事だなぁと思いました。誰がこの死体で、誰がどうなったのか、が素晴らしくすっきり。曽根さん、むかーしむかしに『鼻』を読んだきりで当時のイメージそのままに「若い人」と思ってたら、あれから何年も経ったのですね…同い年だったなんて…。『熱帯夜』も読んでみたくなりました。エリンギはこわすぎ。
    読了日:4月11日 著者:曽根圭介
    ランチのアッコちゃんランチのアッコちゃん感想
    アッコさんの話ばかりかと思ったら、4編のうち2つだけだったのがちょっと残念。あとの2編も良かった(特にビアガーデンのは)けど、アッコさんのインパクトが強すぎて、アッコさんにすっかり魅了されてしまったので、アッコさんの話をもっともっと読みたかったです。
    読了日:4月11日 著者:柚木麻子
    桜さがし (文春文庫)桜さがし (文春文庫)感想
    浅間寺先生とサスケが出てくるならもしや正太郎も…と期待を込めて読んだけど全く出てこず残念。中学の同級生たちが大人になって…という設定が『激流』っぽかった。最初は誰が誰なのかわかりずらくて読みにくかったけど、一話目が終わって「あ、連作短編集だったのか」と気付いた頃には区別がついて読みやすくなってた。住んでいる京都が舞台で、しかも近所がたくさん出てくるのでうれしかったり。柴田さんの本は、泣かせようと思っていない言葉でもなぜか心にぐっと来てふと涙ぐむ、ということがよくある。それにしても、正太郎に会いたいなぁ。
    読了日:4月7日 著者:柴田よしき
    満願満願感想
    『ボトルネック』の後味の悪さが大好きで、米澤さんの小市民シリーズも古典部も読んでいたのに、いつの間にか読まなくなってたなぁと。何となく惹かれて久しぶりに読んだけど、こんな大人なのも書かはるのかと驚いた。最初の警察官の話からして、うすら寒くなるというか、全てにおいてじわじわと怖いというか。気持ち悪いし怖いし。どれも好きかも。『柘榴』は、母親としては悲しくなるけど。特に好きだったのは『関守』のおばあさん、かな。『死人宿』のどうしようもなさも好きかも。
    読了日:4月2日 著者:米澤穂信
    ユリゴコロ (双葉文庫)ユリゴコロ (双葉文庫)感想
    評判が良いので、読もうかどうしようか悩んで文庫化されたので手にとってみたけど…。相性が良いのか悪いのか良く分からない作家さん。最初に読んだ『九月が永遠に続けば』は好きになれなくて、短編集の『痺れる』はすごく面白くて、これは前者。主人公が手記を読み終えてから、本当にがらっと全てが変わりすぎて違和感がありすぎて…主人公の人となりまで違って見えて、後半は何だか伊坂さんの本に出てくる人みたいな感じで、違う物語を読んでいるみたいな。それにあれだけのことをしでかして、これではあまりにも被害者たちが浮かばれないなぁと。
    読了日:3月25日 著者:沼田まほかる
    竜の涙 ばんざい屋の夜 (祥伝社文庫)竜の涙 ばんざい屋の夜 (祥伝社文庫)感想
    おばんざい屋シリーズ『ふたたびの虹』に次ぐ二作目、前作は女将さん自身の話が主だったけど、今回はお店に集うお客さんたちが次々と主人公になっていく連作短編集。通勤途中にもってこいの読みやすさ。女将さんの作る料理もさることながら、OLさんたちの描写が「あるなぁ」と共感しやすくて秀逸。彼女たちのその後も気になるし、女将さんのその後ももちろん気になるので、正太郎シリーズ同様続編を切望するんだけどなぁ…。
    読了日:3月25日 著者:柴田よしき
    なぎさ (単行本)なぎさ (単行本)感想
    本当に久々の山本さんの長編。視点がころころ変わるので最初「これは誰?」と????がいっぱいになったりもしたけど、全員が出きったら理解できました。でも結局「これはいったい何だったんだろう…」という感想。冬乃姉妹の家族のことも、モリのこともわからなすぎて怖い。いつまでもすねかじりのくせに母親をうっとおしがる川崎君のことも好きにはなれないし、誰一人として共感できなかった。ただ「何があった?これからどうなる?」の好奇心だけで読み進められたけど、まだまだ先が気になるお話でした。
    読了日:3月15日 著者:山本文緒
    鬼の跫音 (角川文庫)鬼の跫音 (角川文庫)感想
    おぞまし怖かったです。短編集なので読み終わったあと「うわっ怖っ!」と、一遍ごとにいちいちつぶやいてしまいそうな怖さ。道尾さん『シャドウ』と『向日葵の…』を読んだことあったけど、こんなに恐ろしいのを書く人だったのかと再認識しました。でも長編でこのおぞましさが続くのはちょっと精神的に辛くなりそう…。『冬の鬼』はちょっと切なくて、百恵ちゃんの『春琴抄』を思い出してしまった。
    読了日:3月10日 著者:道尾秀介
    手の中の天秤手の中の天秤感想
    被害者の遺族が、加害者の執行猶予中の生活の様子の報告を受け、その後服役させるかどうかを決められるという、現在実際にはない架空の制度の係官のお話。ここに出てくるケースは、実際にどこにでもあり得る不幸な事故のようなものばかりで、普通に生活している誰もが被害者にも加害者にもなり得るし、遺族の憎しみも加害者の家族の苦悩もどちらの立場も想像できて、「許し」という言葉について、ものすごく考えさせられてしまった。と、同時に主人公が思う「夢」にも大いに納得。そしてラストは「ああ、やっぱり」とにんまり。
    読了日:3月6日 著者:桂望実
    発想力獲得食 (双葉文庫)発想力獲得食 (双葉文庫)感想
    テレビ大阪(東京)のドラマ『なぞの転校生』があまりに良く出来すぎていて、懐かしすぎて(昔NHKのドラマに釘付けになっていたので)『なぞの転校生』を再読しようかなと本屋さんに見に行って思わず見つけたこちらを買ってしまった…。食べ物にまつわる系にも目がないもので。このドラマをきっかけに小説に目覚めた小学生の頃の気持ちが少し甦ったような。そして眉村さんのショートショートはやっぱり面白い。
    読了日:3月3日 著者:眉村卓
    だから荒野だから荒野感想
    年齢的に主人公とかぶるし、次男の名前が息子と字は違うけど同じで、とても他人事でなく読めたかも。うちはまだ子供が小さいけど、もうあと何年かしたらこんななっちゃうのかなぁ、息子からこんな風に思われたくないなぁとか、でも、頑張って作った食事を食べてもらえなかったり、の苦労は今まさにそうなので、私もこうなっちゃうかも、とか。一度家族と離れてみるのは、それができる環境なら、良いことではないかなと思えるし、次男の行動には少し嬉しかったり。サービスエリアの女性や、助手の大学院生の謎やもやもやが残ったけど、結構すっきり。
    読了日:2月27日 著者:桐野夏生
    ランチタイムは死神と (徳間文庫)ランチタイムは死神と (徳間文庫)
    読了日:2月24日 著者:柴田よしき
    紙の月紙の月感想
    ドラマが面白かったので原作はどんなだろう?と気になり読みました。お金って使っても使ってもまだまだ使い道があるんだなぁと…変な言い方ですが。買い物依存症の友人の話は、ちょっと私も思い当たるふしもあるので、怖かったです。旦那さんはドラマの方が良い人そうでした。映画の年下男性と旦那さんは誰が演じるんだろう。ドラマのキャストがみんな良かったので、映画と見比べるのも面白そう。
    読了日:2月21日 著者:角田光代
    幸福な生活 (祥伝社文庫)幸福な生活 (祥伝社文庫)感想
    うーん。読んでてつまらなかったから何作かは1編ずつの始めのページと最後の一行だけ読みました。それで十分だなと思えてしまった。昔読み漁った阿刀田さん星さん眉村さん筒井さんのショートショートの方が数十倍面白かったです。百田さん、感動巨編の方があってそう。
    読了日:2月13日 著者:百田尚樹
    新装版 不祥事 (講談社文庫)新装版 不祥事 (講談社文庫)感想
    読み始めたらすぐにドラマ化の話が出てきて、それも「杏」さんと知り、あまりにイメージ通りなので驚いてしまった。まさに女「半沢直樹」。痛快です。早くドラマで見たい〜。伊丹のバカ息子は誰がやるのかな…。
    読了日:2月1日 著者:池井戸潤
    怒り(下)怒り(下)感想
    タイトルの「怒り」とは、結局自分の内なる怒りなのかなぁ…。誰かが誰かと出会って、誰かと出会うことで様々な感情が生まれてそして…。「悪人」を圧倒的に好きだったのは、主人公の祐一の孤独が痛いほど伝わってきたから。物語的にはこの本もすごく良かったけど、登場人物の誰かの気持ちに共鳴するまでいかなかったというか、その行動の意味がわからないというか、いやわかるんだけど、それは嫌、というか…難しかったです。そして切なすぎました。もし、犯人が逃げていなければ、みんな幸せになれていたのかなぁ。
    読了日:2月1日 著者:吉田修一
    怒り(上)怒り(上)感想
    『悪人』から七年…待ってました。こういうのが読みたかった〜。登場人物の誰がどうなってどうなるのか、まだ分からないけど、上巻の最後の一行にぞっとしてしまいました。下巻にも期待大だけど、読み終わるのがもったいないような…。とにかくぞくぞくするほど面白い!
    読了日:1月26日 著者:吉田修一
    あまからカルテット (文春文庫)あまからカルテット (文春文庫)感想
    面白かったー。友達のためにここまでできるってすごいし、お互いに少しは嫉妬したり羨んだり、というのもリアルでなかなか良かった。4人のその後のお話も気になるし、続編も読みたいけど、ぜひドラマでも見てみたいです。4人の配役を考えるだけでも楽しいけど。そして来年はおせち料理を手作りしてみようかなーと、少しだけ思ってしまいました。
    読了日:1月24日 著者:柚木麻子
    ペテロの葬列ペテロの葬列感想
    感想を読んで、分かっていてもかなりショックでした。宮部さんの物語の登場人物はその人の過去や生い立ちが丁寧に描かれるので、まるで実在するかのように感じるのですが、この人だけはまるで理解できなかった。住む世界が違うからなのか…。選ばれた三人の罪人も理由をもっと知りたかったかな。これからどうするんだろう…新たな展開でも会長との縁は繋がってそうだけど、でもでも、寂しいな〜。今年最初の読書にしては重すぎたかな。
    読了日:1月5日 著者:宮部みゆき
     
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