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    『なぎさの媚薬―敦夫の青春|研介の青春』重松清

    なぎさの媚薬―敦夫の青春|研介の青春
    なぎさの媚薬―敦夫の青春|研介の青春
    重松 清 2004/7/20発行 小学館 P.277 ¥1,575
    ★★★★★
    「やり直しをしてもらうために、わたし、あなたをここに連れてきたんじゃありません」
    ………
    「誰かを救ってほしかったから」
    「……え?」
    「現実の人生では救えなかったひとを、救ってほしいから」
    〜『敦夫の青春』より〜

    深い孤独を背負った男だけを見極めて声をかけ、媚薬を使ってその夜の相手を青春時代に戻してくれるという、謎に包まれた伝説の娼婦「なぎさ」。

    友人から「なぎさ」の話を聞き、「なぎさ」に会って、一夜でいいから少年の頃に戻りたいと切実に願うのは、本社から系列会社への出向を命じられ、単身赴任することを余儀なくされた入社21年目、43歳の「敦夫」。

    送別会の後、渋谷の街でようやく探し求めた「なぎさ」から声を掛けられた敦夫は、「なぎさ」の媚薬に導かれ、15歳のまだ何も知らなかった少年の頃の初恋の相手が、その後どんな人生を歩むことになったのかを、彼女の身に起こった惨たらしい出来事を、まざまざと見せ付けられてしまうことに…。

    そして「あの子を助けられるのは、あなたしかいない」と言う「なぎさ」の言葉にうなづき、15歳の少年の身体を取り戻した敦夫は、卒業式の日、過去には声も掛けられなかった初恋の相手に勇気を出して告白し……『敦夫の青春』

    逆玉と周囲から羨ましがられるような資産家の一人娘と結婚したものの、ある日を境に不能となってしまった「研介」、26歳。

    両家が揃った結納の席で、妻となる女の醒めた横顔に、中学生の頃に自分が追い詰め、破滅させた女教師の顔が重なり、その日から罪の意識に苛まれるようになってしまった研介は、もう一度彼女に会ってどうしても謝りたいと、「なぎさ」の力を借りることに……『研介の青春』

    『「どうも、薬を服まされるみたいだぞ、なぎさを買うと」 夜の渋谷にたたずむ娼婦・なぎさは、孤独な男たちに夢を見せる。それは、青春時代の忘れ物を取り戻す、せつなく甘い夢…。「週刊ポスト」連載に加筆して単行本化。
    10代の思い出が鮮やかに蘇る"青春童貞小説"。』だ、そうで。


    ほとんど男性読者のみを対象とした「官能小説」(『週刊ポスト』だから当然といえば当然…かな)?

    男の人って本当にこんなん好きだよな〜というようなシチュエーション(中学生のブルマ姿とか、高校の女教師とか、その他もろもろ…)だし、妄想ばかりで何も出来なかった少年の頃に再び戻って思いを遂げる…なんて、たぶん女の人にはあんまりない気持ちだろうなと思うし。

    なので、これは男の人のための夢物語だろうし、今の生活に疲れ切ったお父さん方が読めば、きっとものすごく共感できるんじゃないかなと、こんな出来すぎの女性「なぎさ」にも、会えるものなら会いたいと思う男の人は多いだろうな…と。

    まあ、女の私が読んでも、何かと勉強になるし、悲惨な人生を歩むことになる初恋の女性を救うために…という、男の人の「初恋」に対する思い入れは、少し羨ましくもあるかなと。
    その点、女の方が現実的な分、薄情かもなと思えてしまった(私だけかもしれないけど…)。
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