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    『少年少女漂流記』乙一×古屋兎丸


    少年少女漂流記
    古屋 兎丸,乙一 2007/2/28発行 集英社 P.287 ¥1,260
    ★★★★★
    僕たち忘れないよ
    10代の吹き荒れる大風にのみこまれたこと

    満員電車で通学途中の女子高生、17歳の藤井サヤカ。
    サヤカが、車内の息苦しさに耐え切れなくなり、ぎゅっと目を瞑り「みんな沈んじゃえ…」とつぶやくと、そこには自分の思い通りの世界が広がり…第一話『沈没記』

    自作の飼育ケースで「蟻」を飼う、17歳の金沢史郎。
    妄想と現実がごちゃまぜになった史郎は、気になっていた女の子を思い切って家に誘うことに…第二話『アリのせかい』

    「マジカルステッキ」の魔法のおかげで、高校生に姿を変え、いつでも6歳の頃の自分に戻れると信じ込む、16歳の楠本サキ。
    天然キャラのサキの存在を良く思わない同級生から、「マジカルステッキ」を取り上げられてしまい…第三話『魔女っ子サキちゃん・前後編』

    仲の良かった友達と同じ学校に入学したものの、別々のクラスになり疎遠になってしまったことを寂しいと感じる、16歳の平井堅太郎。
    落ちこぼれ組の堅太郎は、友達に会うために、意を決して上位クラスの教室に足を向けるのだが…第四話『学校の中枢』

    好きな男の子に告白するために15キロのダイエットに成功した、18歳の木崎麻美。
    大好きな甘い物を我慢する麻美の目の前に、お菓子に姿を変えた宇宙人たちが次々と現れ…第五話『お菓子帝国・前後編』

    中学生になって、みんなから怖がられる存在となり遠くに行ってしまった幼馴染を羨ましく思う、漫画家志望の17歳、少々オタクの山村正太。
    正太は自分が作り出した「モンスターエンジン」に乗って、幼馴染の彼とのツーリングの夢を果たすのだが…第六話『モンスターエンジン』

    クラスメイトの名前が覚えられないせいで孤立していると考える、17歳の高梨香津美。
    特殊な方法で人の名前を覚えることを思いついた香津美は、本屋で見つけた人名辞典の中に、もの凄い苗字を発見してしまい、雷に打たれたような衝撃を受け…第七話『タイト様を見つけたら』

    「ホームルーム」で、真の友情について語りたいがために学級委員になった、18歳の泰斗直嗣。
    早朝から一人で「ホームルーム」のリハーサルを重ね、熱く語ろうとする直嗣は、クラスから完全に浮いてしまい…第八話『竜巻の飼育の巻・前後編』

    そして、最終話『ホームルーム』と
    『巻末特別付録 古屋×乙一×兎丸、自作を語る』の、嬉しいおまけつき。

    「不世出の天才小説家乙一×孤高の天才漫画家古屋兎丸
    ストーリーもビジュアルも二人で練り上げた完全合作。
    妄想と現実の間を彷徨う10代の心を描く、夢の豪華コラボレーション!!」という、漫画です。


    最近乙一さんに嵌っているので(今更なんだけど…)これはもう絶対に読みたいと意気込んで本屋さんに駆け込んでしまった…。

    漫画は久しぶりに読んだので、天才漫画家の古屋さんというのは全く知らなかったけど、この人の作風は乙一さんの紡ぎ出す世界観とすごくマッチしていて、二人でストーリーもビジュアルも練り上げたというのがすごく良くわかるし、1+1が10にも100にもなってるような。

    なので、どの話もすごく良いけど、特に好きなのは『モンスターエンジン』。
    これは、本当にものすごく好きな話。
    ラストも良いし。

    『アリのせかい』の主人公が考える「僕たちは蟻だったんだ」というのは、私も常日頃考えていたので、ちょこっと嬉しい。

    そして何より、大好きな「銀河鉄道999」や「ドラえもん」を彷彿させる場面があって、「これって…」と思っていたら、巻末の対談で全て明かされてたのでびっくり。

    漫画家の古屋さん、同年代と知って納得。

    ただの短篇集なのかと思ってたら、ちゃんと最後に繋がっていて、少し希望が見えて安心したかな。

    「ちゃんと大人になれるかな?」
    「本当で確かなものって見つけられるかな?」
    という最後の問いには、今も「ちゃんと」した大人になれていない自分がいて、情けなかったりする。

    やっぱり大人が頑張らないと、子供たちも未来に希望なんか持てないよなぁと…中途半端な大人が読むと、猛省してしまうような一冊かも。
    そして、多分今の子供たちが読めば、理解できる話ばかりなんじゃないかなと思えてしまった。

    まさに「ガラスの十代」…ううっ懐かしい。


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      『ツレがうつになりまして。』細川貂々

      ツレがうつになりまして。
      ツレがうつになりまして。
      細川 貂々 2006年 幻冬舎 P.127
      ★★★★★
      スーパーサラリーマンだったツレ(夫)が、ある日突然「死にたい」と言い出した! 嫁とともに送る生活の中で回復していく彼の姿を、ユーモアあふれるマンガで描く、純愛「うつ」ストーリー。

      「うつ」で休職中の友だちがいるので、何か役に立てることはないのかなと、前から気になっていたこの本を読んでみた(勉強するのに、まずは判りやすそうな漫画から入るタイプなので…)。

      読んでみて、「ツレ」さんの「うつ」の特徴というのが、自分にも当てはまることが多くて驚いてしまった。「NHK以外のテレビ番組が見れない」とか(そういう時期があったなぁと)、「全てに対して申し訳ないと思ってしまう」とか…。

      「うつ」になる前の「ツレ」さんの決まりごと、月曜日から土曜日までのネクタイの柄をきちんと決めるとか、お弁当のおかずを決めるとか、そういうの私も少しやってるなぁと(ここまできっちりじゃないけど、決めておかないと不安になってしまう)。

      なので、誰もが「うつ」になる可能性があるというのも納得。

      ここに出てくる「ツレ」さんも、私の友だちも、ものすごく頑張りすぎちゃう人だから、「うつ」は人生の夏休み、という言葉はすごく納得(「だらだら」するのも良いんだなと、普段から「だらだら」しきっている私にも心強いお言葉ばかりで)。

      何となくは知ってることでも、こんな風に判りやすくしてもらえるとすごく有難いなぁと(気をつけたい食べ物とかも)。
      人によって時間はかかっても、薬で治るというので、ちょっと安心。

      できれば、私もその子のために変な踊りを踊ってあげたいけど…。



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        はじめの一歩

        はじめの一歩 74 (74)
        はじめの一歩 74 (74)
        森川 ジョージ

        今日は亀田三兄弟の二番目のお兄ちゃん「浪速乃弁慶」こと亀田大毅君のデビュー戦だった。
        兄の44秒KOを上回ると豪語していた通り、なんと1R23秒……。
        まるで漫画みたいラッキー
        でも、最後になぜ歌う……。
        三兄弟の中で、私は大毅君が一番好きだ。
        前に自室で絵を描いているところをテレビでみたときに「はじめの一歩」のポスターが貼ってあったからイヒヒ

        そして「はじめの一歩」は、最近あんまり漫画を読まなくなった私が、今でもずっと読み続けている大好きな漫画の一つ。
        小さい頃は「あしたのジョー」より「がんばれ元気」派だった。
        でも、ボクシング漫画の一番はやっぱり「はじめの一歩」だ。

        いじめられっこだった一歩が、鷹村さんと出会い「強いってどんなんだろう」と考え、「強くなりたい」の一心ではじめたボクシング…。
        そして鴨川ジムでの、永遠のライバル、宮田一郎との出会い…。

        出てくるキャラ、みんながみんな良すぎ…。
        先輩なのに、すぐに一歩に追い越されてしまう青木も、木村も、そして鴨川会長も、ヴォルグも、千堂も、伊達さんも…いきいきしすぎて、面白すぎる。
        なかでも大好きなのは、悪役なのに憎めない間柴ラブ
        力石徹を連想させる風貌と、長い手足…。
        妹思いで、久美ちゃんと一歩のデートの邪魔をする可愛い一面がたまらなく好きだ。

        何度読んでも声を出して笑ってしまう…、そして74巻、青木、木村コンビがこんなに野球がうまかったとは…そしてやっぱり面白すぎる。
        宮田君との試合、見たいような見たくないような…。
        ずーっと続いてほしいから。





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          初恋甲子園

          初恋甲子園
          初恋甲子園
          あだち 充, やまさき 十三

          バレンタインデー、といえば、思い出すのは中学生の頃…。
          好きな相手は野球部だった。
          当時の私は巨人軍の背番号44番、ほとんど代打でしか見れなかった山本功児をこよなく愛する野球バカだったので、野球部、というだけでみんな格好よく見えてしまった…。
          そしてその子には当然、ネットに入った、野球ボールの形のチョコを選んだ。
          野球部の練習が終わるのを待って、なかなか渡せない私に友達が「行け」「行け」と後押ししてくれた…。
          そのときの相手は今も一番信用できる友達になってしまったけど…。
          て、本人には絶対言わないけどイヒヒ

          そんなまだ純粋だった頃、一番感動して泣いたのがこの漫画。
          そしてあだち充の漫画の中で、私はこれが今でも一番好き…。
          あの頃のあだち充…どこへ行ってしまった…。


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            愛と誠

            愛と誠 (1)
            愛と誠 (1)

            ものごころついてから、初めて映画館で見た映画が西城秀樹主演の「愛と誠」かな…。
            子供の頃にスキー場で助けてもらってから、早乙女愛はずっと、太賀誠を「白馬の騎士」と思い続けていた。
            そして献身的に彼を慕い、尽くし続ける。
            私には理想の女性像だったのかも…。
            文庫化されて読み返して、最後が自分の記憶と違っていたらいいなぁと思いながら読んでしまった…。
            この物語だけはハッピーエンドを望んでたのにな…。

            岩清水弘の名言「君のためなら死ねる」…こんなこと言ってもらえたら…

            だけど、この人たち本当に高校生なの?




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              恐怖新聞

              きのう『ラジオの時間』を見ていて、中学生の頃に流行ったラジオドラマの『恐怖新聞』を思い出した。
              「まあこ」という友達がラジオドラマを聞いて、翌日話してくれるのを私は楽しみにしていた。
              「ぱたぱたぱた」という新聞配達の少年の音や、「ばさっ」という新聞が投げ込まれる音まで、一言一句、ことこまかに、北島マヤばりに再現してくれるのだ。
              実際のラジオドラマより、そっちの方が断然怖くて、面白かった唖然

              恐怖新聞 (1)
              恐怖新聞 (1)
              つのだ じろう

              主人公である「鬼形 礼」は、何処にでもいる普通の中学生。
              ある日の真夜中「鬼形」少年が寝ている所に、何処からともなく「パタパタパタ…」と人の走る足音がして、「バサッ!」と言う音と共に新聞が配達される…。
              新聞の名前は「恐怖新聞」…。
              新聞の一面トップには、鬼形の通う中学校の女教師が交通事故死し、その目撃者となるのが「鬼形礼」、そう書いてある。
              そして翌朝いつも通り登校する鬼形の目の前で、新聞に書いてあった事故が本当に起こってしまった…。
              1日読むと、100日寿命が縮まるという「恐怖新聞」。
              霊に取り憑かれてしまった鬼形少年は、毎夜毎夜未来に起こる出来事を書いた「恐怖新聞」を読まされ続け…。

              ラストは少し悲しいお話…。





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                漂流教室

                漂流教室 (1)
                漂流教室 (1)

                ある日突然一つの小学校が忽然と消えてしまう…。
                子供たちはどこへ消えたのか?
                大人たちは現実を受け入れられない。
                残された子供たちだけで、目の前にある現実を受け止め、力を合わせ、さまざまな敵と戦わなければならない…。

                子供の頃読んだときは、ただただ怖かった。
                でも、大人になって読み返すと、これってすごい「愛」の物語なんだと思った。
                母親の子供への愛。
                そして子供たちは子供たちなりに、自分より弱いもの必死で守ろうとする。
                何度も泣いてしまったポロリでもやっぱり楳図さんの絵は怖すぎる…といいつつ好きなんだけど「まことちゃん」の姉ちゃんと同じ名前なので…。

                ぐわしっ





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                  日本国憲法が驚くほどよくわかる本

                  日本国憲法が驚くほどよくわかる本
                  日本国憲法が驚くほどよくわかる本
                  西 修 2002年 ワニブックス

                  こちらは佛大の通信で教職をとっていたとき「法学」のレポートを書くのにまず最初に読んだ本。
                  びっくりするくらい私は何も知らなかった…。
                  日本国憲法がこんな風に短期間で作られたものとは…。
                  こんな人達が作っていたのか…。
                  やっぱりマンガだと頭によく入るひらめき
                  もちろん、マンガだけでなくてきちんとした解説や、Q&Aも面白く、わかりやすく書いてある。
                  付録で「日本国憲法」そのものもきちんとついてる。



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                    マンガ 孔子の思想

                    マンガ 孔子の思想
                    マンガ 孔子の思想
                    蔡 志忠, 和田 武司

                    今から5年前、34歳のとき、教員免許が欲しくなったので、佛大の通信に入学した。
                    3分の1ぐらいの単位はスクーリングに行かなくてはいけないけど、あとの単位はレポートの提出と、筆記試験。
                    レポート履修の一つ、「漢文学」のレポートの課題が「『論語』を読み、孔子とその門人の人間像を明らかにする。」というものだった。
                    そのとき、『論語』のことも孔子のことも、あまり良く知らなくて困り果てていたときに、本屋さんで見つけた本。
                    もともとマンガで育ったようなものなので、マンガならよく理解できるイヒヒ
                    そしてマンガである程度の知識を入れてから、小難しい本を読んだら、とても解りやすくなっていた。
                    結構何でもマンガになっているので、とても助かったラッキー


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                      悪魔の花嫁

                      悪魔(デイモス)の花嫁 (12)
                      悪魔(デイモス)の花嫁 (12)
                      あしべ ゆうほ, 池田 悦子

                      昔むかし、オリンポスの神話の頃、兄と妹でありながら愛し合ってしまった二人に罰が下された。
                      美しかった妹ヴィーナスは生きながら、醜く朽ち果てていく姿へ、兄は恐ろしい悪魔デイモスの姿に変えられてしまった。
                      ヴィーナスを元の美しい姿に戻すためには、人間界のヴィーナスの生まれ変わりである美奈子の骸が必要。
                      しかし、デイモスはかつてヴィーナスを愛したように、生身の美奈子にも心惹かれてしまう。
                      朽ち果てていくヴィーナスはデイモスを信じて待ち続ける。
                      美奈子を黄泉の国へと連れて行けない…。
                      二人の間で揺れ動くデイモス。

                      理想の男性が悪魔だとしたら、幸せにはなれないのかな困惑
                      でも、デイモスは美しすぎる…。悪魔なので、もちろん冷酷で残酷。
                      でも、時に見せるデイモスの優しさにやられてしまった…。
                      小学生の頃から今までずっと…。ちゃんとした結末見たかったなぁポロリ


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